爪と健康コラム第１弾 ～爪って？～

ネイルサロンを経営し始めて初期にわかったこと。
爪とは死んでいる皮膚。
爪に必要な栄養素は、カルシウムではなく、たんぱく質。
この二つは結構新鮮でした。

それまでの私は爪は骨のようなもので、カルシウムをとれば、爪が健康になると思ってました。
実は違うのです。爪の主成分はケラチン、つまりたんぱく質なのです。

ケラチンって何？そう、髪の毛、爪、皮膚、これらを作る成分、アミノ酸のことなんですね。
動物だと、羽とか、角とかも、ケラチンでできているのですね。
硬いアミノ酸の集合体がケラチンだそうです。

しかし、爪って、死んでいる？っていうのも結構びっくりです。だって、爪は伸びますよね。
そう、爪は皮膚の延長。爪の下の部分にある「爪母（そうぼ）」という場所から上に皮膚が押し上げられていくように、爪が伸びていくわけです。
爪は、そんな皮膚が角質化し、死んでしまった細胞の集まりのようですね。

代表　坂野 尚子