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美爪を保つために知っておきたい!プッシャー使用時の注意点

ハンドケアされた手
ネイルケアをする際に使うプッシャーやニッパーですが、これらのアイテムは、使い方を間違えると爪やその周りの皮膚を傷つけてしまうことがあります。美しい爪を保つには正しいケア方法を覚えておくことが大切ですので、プッシャーやニッパーを使う際に気をつけるべきポイントについて、しっかり押さえておきましょう。

 

1.プッシャーを使うときは角度に注意!
プッシャーは、甘皮を押し上げる際に使うツールです。そしてこのプッシャーを使用するときに、ひとつ気をつけなければならないことがあります。それは、プッシャーを当てる角度。というのも金属性のプッシャーで爪をゴシゴシとこすると、その角度によっては爪を傷つけたりプッシャーで爪表面を削ってしまったりすることがあるのです。爪をきれいにするためのケアで傷をつけてしまっては最悪です。プッシャーはできるだけ倒して使い(爪とプッシャーが水平に近い角度になるように)、爪に負担をかけないようにしましょう。

 

2.ニッパーを使った甘皮処理は切りすぎに注意!
爪に甘皮が覆いかぶさっていると、爪の中に含まれる水分が奪われます。それによって爪が乾燥したり、割れやすくなったりします。また甘皮のケアをせずそのまま放置していると、爪の縦筋が深くなったり爪表面がデコボコになってしまったりすることも。そのためネイルケアをする際はニッパーを使って余分な甘皮の下の薄皮(ルースキューティクル)をカットするのですが、ここでひとつ、注意しなければならないことがあります。それは、甘皮の下の薄皮をカットしすぎないようにするということです。というのも甘皮には、爪と皮膚の間から細菌や雑菌が入らないようブロックするという役割があります。そのため甘皮の下の薄皮を切ったつもりでも、誤って甘皮まで切りすぎると、爪の根元部分から菌類が侵入して思わぬトラブルを引き起こしてしまうことがあるのです。
また切りすぎはササクレの原因となることもありますので、ニッパーを使うときは、あくまでも余分な薄皮だけをカットするようにしましょう。

 

3.衛生面にも十分注意しよう!
プッシャーやニッパーは、皮膚や爪に直接触れるアイテムです。そのためネイルケアでこれらのアイテムを保管する際は、衛生面にも十分注意しましょう。使ったままにしておくと、バイ菌などが繁殖して、次に使うときに皮膚や爪から菌が侵入して、感染症を引き起こす可能性があります。使用後は必ずアルコールを使って、しっかり消毒しておくようにしましょう。
プッシャーやニッパーは、使い方によっては爪を傷めてしまうことがあります。ネイルケアは道具を正しく使い、正しい方法で行ってこそ、はじめて本来の効果が得られるのです。美爪を手に入れるためにも、プッシャーやニッパーの使い方について正しく理解しておきましょう。

ハンドクリームを塗る手

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