二枚爪の原因はネイルじゃない？！今日から始める二枚爪の対処法7つ

二枚爪って何？

爪は3つの層からできており、表面を背爪（はいそう）、真ん中の層を中爪（ちゅうそう）、皮膚に近い層を腹爪（ふくそう）と言います。

背爪が剥がれたり中爪が剥がれたりして、“2枚重なった爪”に見えることから二枚爪と呼ばれていますね。

二枚爪で悩んでいる人は少なくありません。なかには、二枚爪ではジェルやマニキュアができないと思い込んでいる人もいますが、正しい方法で施せば二枚爪でもネイルは可能です。

でも、最も大切なことは日頃から二枚爪を予防する習慣。二枚爪を防ぐ対策を日頃から心がける必要があります。

今回は、二枚爪を予防するポイントと対処法をご紹介しますので、健康で美しい爪をキープするための参考にしてみてはいかがでしょうか。

ポイント1　爪の栄養素を補給する

爪の主な成分はケラチンです。たんぱく質を摂取し、ケラチンを補うことが重要。

たんぱく質が不足していると健康的な爪を作る働きが弱くなり未熟な爪が生えてきた結果、二枚爪ができやすくなります。

たんぱく質が含まれる食事を心がけたり、ケラチンを含むキューティクルオイルでトリートメントしたりするのも効果的ですね。

ポイント2　爪の乾燥を防ぐ

正常な爪には12％～15％の水分が含まれていますが、水分が不足し爪が乾燥すると割れたり剥がれやすくなったりするので二枚爪を引き起こします。

爪が乾燥する原因は様々で、たとえば頻繁に水に触れていると爪の水分が奪われて乾燥しますし、ケアが足りずに保湿や潤いが足りていないから乾燥している場合など人によって色々です。

爪の乾燥を防ぐ対策としては、定期的に甘皮処理して状態を保つこと。ただし、甘皮の取り過ぎは爪の保護機能を低下させるので正しくケアしましょう。

ケラチンや尿素などを含んだキューティクルオイルを爪周りに塗り、日頃から保湿効果を高めるのも忘れずに！

ポイント3　二枚爪の原因はジェルネイルやマニキュアじゃない

ジェルやマニキュアをつけていることが二枚爪の原因と思っている人もいますが、これは正しくありません。

ネイルそのものが理由ではなく、間違ったオフの仕方が爪を乾燥させてしまう原因です。

乱雑なオフや刺激の強い液などを使ってオフすると、爪に負担をかけるだけでなく爪を乾燥させる原因にもなります。

ネイルはオフするときが一番爪に負担をかけるので、くれぐれも爪に優しい方法でオフしないとダメですよ。

本当は、オフのときこそネイルサロンを利用するべきなんですけどね。美しい爪をキープするために、ネイルをオフする際は爪に負担をかけないように注意しましょう。

ポイント4　冷え性の人は要注意

血行不良になりやすい体質が冷え性です。血行が良くないと指先まで必要な栄養が行き届かず、爪を作る働きが弱くなってしまいます。

爪を作る爪母（そうぼ）という部分が正常に働かなければ、未熟な爪が生えてくる原因になり二枚爪を引き起こすわけです。

冷え性の対策や改善、血行を促進する食生活や習慣などを取り入れて、爪母の働きを弱めないように対策しましょう。

＜集中的に手の血行と保湿を高める方法＞

STEP1　お湯に手を浸して血行を促します
STEP2　タオルで水分を軽く拭き取り、少し湿った手の甲にティッシュをかぶせます。
STEP3　その上から化粧水をスプレーし、ティッシュを湿らせましょう。
STEP4　指と指の間をハサミで切り、ティッシュで指を包みます。
STEP5　ビニール袋をかぶせて3分～4分くらい待つだけ。
STEP6　ティッシュを取って、素早くハンドクリームを塗れば完了です。
STEP7　さらに、ハンドクリームを塗りながらハンドマッサージすると良いですね。
※保湿効果の高いハンドクリームを使うと血行促進＋保湿効果が高まりますよ！

最後の仕上げに軽くマッサージしてあげると血行が良くなり、さらにしっとり感がアップしてシワ防止に効果的ですよ。

ポイント5　爪切りは使わない

爪に強い衝撃を与えるのはNG。パチンパチンと爪切りで爪を切ると強い衝撃が生じ、爪の層と層の間に空気が入り込むことで二枚爪になる可能性が高くなります。

爪の長さや形を整える際は、目が細かい爪やすりを使って丁寧に手入れしましょう。

だいたい45度の角度でやすりを爪に優しく当て、爪の端から先端に向け一方方向に押して磨きます。のこぎりで木を切るように、強く押したり引いたりするのは絶対にダメ。

端から爪先に向かって一方方向で磨いたら爪からやすりを離し、また爪の端にやすりを優しく当て先端に向かって一方方向で磨く、これを繰り返します。

自分で爪の表面を磨く人もいますが、セルフでのバッフィングはおすすめできません。経験がないのに感覚だけで磨くと、爪が薄くなってしまい弱くなります。

ポイント6　ジェルネイルで爪を補強する

二枚爪になりやすい人や爪が弱い人は何もしないよりも、むしろジェルネイルで爪をカバーしたほうが効果的な場合もあります。

ジェルネイルが爪を保護してくれて、衝撃から守るので効果あり！種類によっては繊維が入っているベースコート（ネイルエナメル）もあり、爪を補強するには最適なアイテムです。

ネイルには強制や補強などオシャレ以外の役目もあるので、ぜひ上手に活用してライフスタイルに取り入れましょう。

ポイント7　ハンドケアで手の健康を保つ

二枚爪になった部分は新しい爪が生えてこない限りそのままです。くっ付いてもとに戻ったりしません。

爪の根元は母爪ですが、その母体は手です。日頃からハンドケアして、手の健康を保つことも二枚爪を予防するためには大事。

手の乾燥を防ぐには保湿効果が高いハンドクリームを塗り、手袋を着用して保湿状態を作ってあげましょう。

炊事や家事で水を扱う機会が多くなれば、手の水分は急速に奪われてしまい乾燥を早めるので注意。最低でも、1日の始まりと終わりには手に保湿を与えるよう心がけたいですね。

ネイルクイックでも各種、効果の高いハンドケアをご用意しています。

天然ケラチンや尿素、ビタミンEを配合したアミノモイストグローブを使用するハンドケアは手の健康を促し、爪を強く育て、肌や爪に潤いを与える効果があるのでおすすめです。

日頃から二枚爪の対策を習慣づけ、美しい指先をキープしたいですね。そのほか、爪に関する疑問やコンプレックスなどのお悩みは、お気軽にネイルクイックまでご相談ください。

【提携外部ライター　石川】
美容系、婚活系を中心に執筆するネイルクイック提携の当コラム担当外部ライター。
提携外部ライターのコラムは、ネイルクイックとの見解とは異なることもございます。
予めご了承下さい。