体の内側からも爪の健康を考える！意外と知らない「美爪を育てる栄養素」

【美爪と健康】良い食生活は爪の成長を助ける

指先を保護する爪は、体の中で特に堅い組織。肌の層が変化して爪になったと言われています。つまり、爪は肌の一部というわけです。

爪も肌と同じように水分や脂肪分を含んでいるため、乾燥すると弾力が無くなり割れやすくなります。

ネイルケアで保湿効果を高めたりキューティクルオイルで潤いを与えたり、定期的に爪を労わってあげることが大切ですね。

でも、もっと大切なのは食生活。爪はネイルケアだけではなく、体の内側からも管理することができます。

爪に必要な成分や栄養素を摂ることで健康な爪が育ちやすくなり、乾燥防止やツヤが増し、見た目も美しくなるんです。

その栄養素こそ、ケラチン。

肌を作る主成分もケラチンですから、爪にとっても大切な栄養素となります。

「爪はカルシウムでできている」と思っている人もいますが、それは間違い。爪に含まれているカルシウムは、わずか0.1%～0.2%。

カルシウムよりもケラチンが爪に大切な成分なのです。ケラチンを体に取り入れるためには、必須アミノ酸を多く含んだ良質のタンパク質を摂取しなければなりません。

爪にとって理想的なタンパク質のバランスは植物性タンパク質が6割、動物性のタンパク質は4割。

植物性のタンパク質は爪に弾力とツヤを与えてくれますし、動物性のタンパク質を摂れば丈夫で割れにくい爪が育ちやすくなります。

そのほかにも爪の成長を促すビタミンA群やB群、ビタミンCやEなども大切な栄養素です。カルシウムや鉄分も忘れずに補えればベストですね。

とくに爪が弱い人は、食生活の見直しを心がけたほうが良いでしょう。

二枚爪やささくれ、爪割れなどのトラブルは爪が不健康なサイン。

爪の表面にツヤがなくて白くパサついている感じも爪が不健康なサインです。

体の内側からも爪の健康を考えて、丈夫な爪を育てるために必要な栄養素を日頃の食生活に取り入れることが大切ですよ。

また、ダイエット中の女性も要注意。ダイエットで栄養が不足しがちになると爪の状態も悪くなってしまう場合が多いので、しっかり必要な栄養を摂るように注意しましょう。

＜タンパク質＞

【ケラチンの源となるタンパク質。爪の成長に欠かせない主成分の一つです】

鳥の胸肉・ささみ・豚のヒレ肉・イカ・エビ・大豆・豆腐・卵・乳製品など

＜ビタミン群＞

■ビタミンA

【抗酸化作用の働きを促し、硬く丈夫な爪を育てるための栄養素】

レバー・ウナギ・イワシ・サバ・黄色野菜など

■ビタミンB2

【新陳代謝を活発にし、組織や細胞など爪の成長を促す栄養素】

ニンジン・ほうれん草・アスパラガス（緑黄色野菜）・リンゴ・パパイアなどの果物類

■ビタミンC

【美しい指先には欠かせないハリやツヤを促す栄養素。ささくれの予防にも効果的】

レモン・オレンジ・グレープフルーツ（柑橘類）・ピーマン・トマトなど

＜βカロチン＞

【抗酸化作用の働きを促し、新しい爪を生成するための栄養素。乾燥防止にも効果的】

ピーマン・ニンジン・ほうれん草・モロヘイヤ・シソ・パセリ（緑黄色野菜）

＜鉄分＞

【体内の酸素の流れが良くなり、厚い爪を作るために欠かせない栄養素】

レバー・ひじき・ほうれん草・アサリ・シジミ・マグロなど

＜亜鉛＞

【新陳代謝を活発にし、組織や細胞など爪の成長を促す栄養素】

牡蠣・魚介類・牛肉・豚のレバー・ナッツ類・卵・カボチャなど

＜カルシウム＞

【健やかな爪を育てるための基本。爪の成長を促す栄養素の一つです】

牛肉・チーズ・乳製品・豆腐・豆乳・大豆など

野菜や果物は100％のジュースで補うのも効果的ですが、できるならサラダやフレッシュ（そのまま）など調理しない状態で食べるほうが好ましいですね。

毎日の食事にバランス良く取り入れることで、健康で美しい爪が育ちやすくなります。体の中から爪の健康を考え、定期的なネイルケアを忘れなければ“美爪”の仲間入り！

栄養素をしっかり摂ればキレイな爪が生えてくるのですから、せっかくならケアや手入れをして美しさに磨きをかけたいですよね。

ネイルクイックでは豊富なケアメニューをご用意して、お客様の美爪作りをお手伝いしております。

「こうしてほしい」「どうすればいい？」など、ご要望やご質問があればお気軽にご相談ください。

美しい指先は気分も華やか。体の中からも外からも健康な爪を育てて、美しく艶やかな指先を手に入れましょう。

【提携外部ライター　石川】
美容系、婚活系を中心に執筆するネイルクイック提携の当コラム担当外部ライター。
提携外部ライターのコラムは、ネイルクイックとの見解とは異なることもございます。
予めご了承下さい。