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爪を守るために気をつけたい4つの注意点

爪を守るために気をつけたい4つの注意点

4つのネイル問題

「マニキュアやジェルネイルをすると爪が呼吸できない」なんて話を聞きますが、実際のところは正しくない情報ですね。

そもそも爪は皮膚などの細胞とは違い、初めから呼吸していません。つまり、爪が弱くなったり傷んだりしてしまうのは、ネイルで爪の呼吸を止めていることが原因ではないのです。

本当の原因は、ほかにあります。爪にダメージを与えている主な原因は、セルフネイルによる雑なオフ問題、爪のバリア不足、ネイルの放置トラブル、爪の乾燥問題の4つ。

 

<その1 セルフネイルによる雑なオフ問題>

「ジェルが浮いてきたから」「マニキュアが剥がれたから」などの理由でネイルを頻繁にオフする人がいますが、短期間でオフを繰り返すのは危険です。

なかには、無理やりジェルを剥がしたりマニキュアを削ったりしてオフしたという話も聞きますが、雑なオフは爪に大きなダメージを与えてしまいます。

また、除光液を頻繁に使うのも良くありません。1週間~10日くらい間隔を空けて使用しないと、爪に負担をかけるのでNG。

ジェルをオフする際の液やマニキュアを落とす際の除光液は急激に爪を乾燥させてしまい、二枚爪や割れやすくなる原因になります。

オフに使う専用の液や除光液は皮脂と水分を奪ってしまうため、頻繁に使用すると乾燥による爪トラブルを引き起こしますから注意しましょう。

ジェルやマニキュアを塗ることよりも、実は間違ったオフが最も爪にダメージを与えているというわけです。

ジェルが直ぐに浮くとかマニキュアが剥がれやすい理由は、塗る前のプレパレーション(下処理)ができていないことが理由。

たとえば、甘皮まわりのケアやバッフィングが十分でないからジェルやマニキュアが落ちやすくなってしまうんです。

頻繁に塗り変えたり付け替えたりする前に、まずはネイルする前のプレパレーションを正しく処理することが大切。

セルフネイルだと疎かにしてしまいがちなので、ネイルサロンでキレイに処理してもらうのが好ましいですね。

プレパレーションが疎かになる

ジェルが浮く・マニキュアが剥がれる

直ぐにオフする(除光液の使いすぎ・無理やり削る、剥がすなど)

またジェルやマニキュアを塗る

この悪循環を短期間で繰り返すと危険。ネイリストに正しく下処理してもらって、長持ちさせたほうが爪へのダメージも少なくて賢い方法と言えますね。

オフの頻度は、3週間~4週間がタイミング。正しく下処理さえしていれば、オフしなくてもリペアで4週間くらいは長持ちしますよ。

 

<その2 爪のバリア不足>

スッピンよりもファンデーションを塗ったほうが肌を外敵から防ぐことができるのと同じで、爪もそのままよりもバリアを作ってあげたほうが保護効果は高まります。

もう、お分かりですよね。ネイルのバリアと言えばベースコート。マニキュアを塗っていなくてもベースコートを塗るだけで爪を外敵から保護してくれます。

もちろん、マニキュアを塗る前にもベースコートは絶対です。ネイルカラーの発色が良くなったり、持続性が良くなったりするので必ずベースコートを塗りましょう。

ベースコートを塗らずに直接マニキュアを塗ると、自爪に色素沈着を引き起こし、大切な爪が黄色っぽくなってしまったり、爪に負担がかかる恐れもあります。

また、ベースコートによっては、爪に栄養を与えて保湿効果を高めるタイプもありますから、そういったものを選んで使うのも効果的。

爪の健康を管理するのは大事なことです。自爪をダメージから守るためにも、ベースコートを上手に使うようにしましょうね。

 

<その3 ネイルの放置トラブル>

意外と多い問題がジェルネイルの放置。浮いたり剥がれたりしているのに、そのまま放置してしまうとトラブルの原因になります。

たとえば、浮いたジェルの隙間から水分が入り込めば衛生的にも良くありませんし、場合によっては爪周りが傷んでしまう恐れもあるので注意。

浮いたり自爪が伸びた部分にジェルを重ね塗りしたりする人もいますが、適当な感覚でやってしまうと入り込んだ水を爪とジェルの隙間に閉じ込めてしまうので危険です。

浮いたり剥がれたりしたときは正しく修復するために、ネイルサロンでリペアしてもらうことをおすすめいたします。

ジェルの状態によってはオフしたほうが好ましい場合もあるので、ネイリストさんに判断してもらうのがベストですね。

オフして、新しいジェルに付け替えたほうが爪へのダメージも少なくて済みます。

正しくプレパレーション(下処理)さえしていれば3週間~4週間ほど持続しますから、オフする目安も3週間~4週間後。

その期間中にジェルが浮いたり剥がれてきたりしたときにはネイルサロンに相談する、この流れが爪の健康を管理するためには理想的です。

また、適当に修復しながら1ヶ月以上付け続けている人もいるようですが、ジェルネイルを長期間付け続けるのは好ましくありません。

オフの目安は3週間~4週間です。長くても30日が限度。ジェルネイルを放置したままにすると爪トラブルを引き起こす可能性もあるので、十分に注意しましょう。

 

<その4 爪の乾燥問題>

爪の敵は乾燥です。乾燥すると様々なトラブルが起き始めます。爪割れ、二枚爪、ささくれ・・・など、どれも厄介な問題ですよね。

ネイルオイル(キューティクルオイル)で爪周りに潤いを与えたり、化粧水で爪周りを保湿したりして乾燥対策することが大事。

ハンドクリームで手の全体をマッサージし、血行を良くするのも効果的です。爪を乾燥から守って、美しい指先をキープしましょう。

とはいっても、自分一人で爪の健康を完璧に管理するのは難しいこと。自分では気づいていないだけで、爪トラブルのサインが現れ始めていることもあります。

ネイルクイックは、そうした悩みやトラブルを解決するお手伝いもネイルサロンの役割だと思っております。

定期的にネイルサロンに通い、爪の状態をチェックしてみるといいかもしれませんね。ネイルサロンは、ジェルやデザインだけを施す場所ではありません。

ケアや爪の健康チェックもネイルサロンの大切な仕事。お悩みや質問など、気軽にご相談くださいね。

 


【提携外部ライター 石川】
美容系、婚活系を中心に執筆するネイルクイック提携の当コラム担当外部ライター。
提携外部ライターのコラムは、ネイルクイックとの見解とは異なることもございます。
予めご了承下さい。


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